人手不足が続いています。

ハローワークで求人を出しても反応がない、という経営者の嘆きをよく耳にします。雇っても1年たたずに辞めてしまうこともしばしばあります。
 
であれば、今いる人たちが
「いかにやる気を出して、もっと働くことができるようになるか」
「離職を減らすにはどうしたらよいか」を考え
 
自社内のアルバイトやパートさん、
あるいは思い切って未経験者を育てることを検討されてはいかがでしょうか。
研修計画を立てて行うと、本人も事前に気持ちの準備ができます。
 
研修の大まかなフローをご紹介します。

1.初任(新人)研修 OFFJT

   1~2日目
 
   社内での研修。ビジネスマナーなどは研修会社に委託もありです。
・賃金、規則の説明、会社のルール
・ビジネスマナー、接客応対の基礎
・経営理念、仕事にどう向き合うか、どうあってほしいか。
 
 1週間程度(職種による)
 
   必要に応じテキストを使いつつ、商品知識、安全衛生、倫理、店内システム、
   PC操作などを教え理解を促します。
   実際に実技を仮練習します。道具や機械の使用が必要な仕事であれば、ここで慣れるようにします。

2.OJT

   3か月~6か月目
 
   実際に現場で仕事をします。先輩が指導しながら、共同で行います。
   試験的に一人立ちをします。時々OFFJTで振り返りを行います。
 
   6か月~1年目
 
   担当業務全般に、一人で業務を完了できるようにしていきます。
   難しくないトラブルや解決出来そうなクレームは1人で対応していきます。
 
   6か月以上 数年
 
   1人で完遂できる業務を増やし、
   職場内で他部署とも連携できるように目指します。指導する側になっていきます。
   自発的な仕事をする人は、論理思考を身に付け、難しいトラブルでも解決できる力がついています。
 
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積み上げて来たノウハウがあるならば、棚卸をしてみませんか。

ベテランこそ言葉にしなくても仕事ができるものですが、それでは新しい人にノウハウが伝わりづらいです。

業務を細かく区切り、言葉で表現し、
業務内容を知らない人見ても、何を学ぶのかわかるような「見える化」をしていくのです。

次回は研修の内容の「見える化」について記載予定です。